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近視抑制

近視抑制のLAMP study

平素より大変お世話になっております。

新千歳眼科の院長のかたやまです。当院でも子供の近視抑制薬リジュセアを取り扱っているので、

それに関する論文を紹介したいと思います。

Low-Concentration Atropine for Myopia Progression (LAMP) Study: A Randomized, Double-Blinded, Placebo-Controlled Trial of 0.05%, 0.025%, and 0.01% Atropine Eye Drops in Myopia Control

まず、どんなひとがこの論文の対象になったかというと。

参加者: 近視度数が-1.0D以上、乱視度数が-2.5D以下の4~12歳の子ども438人。

グループ: 各濃度(0.05%、0.025%、0.01%)のアトロピン点眼薬またはプラセボ(偽薬:なんの効果もない点眼)を1:1:1:1の割合で割り当て、毎晩両眼に点眼しました。

わかりやすく書くと、近視の子供を集めて、いろんな濃度の点眼をつけて、どうなったでしょうかということです。

結果は

近視の変化

  • 1年間の近視進行度の平均値(D: ディオプトリ):
    • 0.05%アトロピン群: -0.27 ± 0.61 D
    • 0.025%アトロピン群: -0.46 ± 0.45 D
    • 0.01%アトロピン群: -0.59 ± 0.61 D
    • プラセボ群: -0.81 ± 0.53 D            → 濃度が高いほど近視進行が抑制されており、0.05%アトロピンが最も効果的でした。

眼軸長の伸長

  • 1年間の眼軸長の平均伸長量(mm):
    • 0.05%アトロピン群: +0.20 ± 0.25 mm
    • 0.025%アトロピン群: +0.29 ± 0.20 mm
    • 0.01%アトロピン群: +0.36 ± 0.29 mm
    • プラセボ群: +0.41 ± 0.22 mm

眼軸の伸長は0.05%アトロピンで最小でした。濃度が高いほど効果が顕著でした。

あとは細かいところだと、点眼後の調節力、瞳孔径は変わらないのと、副作用もなかったということが書いてあります。

総括

  • 効果: 0.05%アトロピンが最も効果的に近視進行と眼軸伸長を抑制。
  • 安全性: 副作用は軽微で、生活の質に影響を与えることはない。

当院でも近視抑制薬リジュセアを取り扱っておりますので、興味のあった方はこちらへ☜

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